イコライザ(EQ)がリニアフェイズなのは凄い。
但し、音楽ライブラリの再生では「Apple純正プレーヤーが最も音の分離が良い(濁りが少ない)」ので個人的にはそちらで一切イコライジングせずに聴いてます(ハードの問題はソフトでは解決できないので。解像度が下がるだけです)
だからこちらではラジオだけ聴かせてもらってます。
ただ純正プレーヤーよりこちらの音質の方が好みの人はイコライザをオフにして使用されると良いでしょう。
聴きたい帯域や楽器によってはこれはこれで再生プレーヤーとしてもとても優れていると思うので。
ラジオ用おすすめ設定は、
イコライザを使用 ON
アテニュエーション -3.0dB
リミッタ ON
イコライザー設定 Vocal Booster
な感じでしょうか。
で、前にも書きましたが、せっかくのリニアフェイズEQなので、ぜひ、Audio UnitもしくはInter-App Audioへの対応をお願いします。
で余談ですが、イコライザとは、鳴らす環境(空間とか音量とかアンプとかスピーカーとか耳とか)に対しての補正を行うもので、音質そのものの変化を意図するものではありませんし(周波数ごとの音量の上げ下げをしてるだけです)順番的に後ろに対してしか作用しません。
またこのDenon Audioの場合、EQ自体はリニアフェイズなのでそれほど劣化の心配はないと思うのですが、通常、音楽は0dBという限界値まで音を目一杯詰め込んでいるわけで、そこへ更にEQでブーストをすれば何が起きるかは考えるまでもありません。
その為にアテニュエーション(ブースト時の逃げ幅)とリミッタの設定があるのですが、その肝心のリミッタの品質があまり高くないように感じるので、結局はEQ自体使えない、という意味合いでの「EQ使わない方が良いですよ」でした。
かずみにちぶ about Denon Audio, v1.1.7